TREATMENT
診察案内
診療動物
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犬
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猫
当院で対応していること
- 一般診療、入院、往診・送迎、お薬・フード等のお届け
- 各種検査(血液・X線・超音波 等)
- 去勢・避妊手術、他 一般外科手術
- 健康診断(いわゆる犬ドック・猫ドック)
- 各種予防(狂犬病ワクチン・混合ワクチン接種、フィラリア・ノミ・マダニ予防、など)
- セカンドオピニオン
- 大学病院・専門医への紹介
- 健康相談・飼育指導
- 里親募集の掛け方や譲渡の仕方についての相談・代行
- 迷子犬の探し方、迷子犬の飼い主探しの方法についての相談
公的サービスへの対応
- 横浜市 猫の不妊去勢手術推進事業 登録病院
- 栄区 動物と仲良く暮らせる街づくり協議会 飼い主のいない猫不妊去勢手術事業対応病院
- 横浜市 犬鑑札 狂犬病予防注射済票 窓口交付対応病院
- 横浜市マイクロチップ装着推進事業 登録病院
避妊・去勢

望まない妊娠出産の予防のほか、性ホルモンに関連する病気の予防のために行う手術になります。
避妊手術は女の子が受ける手術のことで、卵巣や子宮の摘出を行います。
去勢手術は男の子が受ける手術で精巣を摘出します。
手術に際しては、かならず事前の検査を行ない、その子にとって最も適した術式をご提案いたします。手術のメリットとリスクの説明も丁寧にさせていただきます。
避妊・去勢のメリット・リスク
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避妊手術(メス:初回発情出血前)のメリット
- 発情期のストレスの軽減
- 乳腺腫瘍発症確率の低下
- 卵巣・子宮疾患の予防
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避妊手術(メス:初回発情出血前)のリスク
- 全身麻酔下での手術と、麻酔の影響
- 基礎代謝の低下と、それによる肥満
- 縫合糸に対する異物反応
- ごく稀に、尿失禁
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去勢手術(オス)のメリット
- 問題行動の予防・軽減(マーキング、攻撃行動、吠えなど)
- 精巣腫瘍、前立腺疾患、会陰ヘルニア、肛門周囲腫瘍の予防
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去勢手術(オス)のリスク
- 全身麻酔下での手術と、麻酔の影響
- 基礎代謝の低下と、それによる肥満
- 縫合糸に対する異物反応
- ごく稀に、尿失禁
避妊・去勢手術に適した時期
当院では、わんちゃん、ねこちゃんとも生後6~7か月頃の手術をおすすめしています。
女の子は初回の発情が来る前に手術をするのが病気の予防効果が最も高くなります。
ねこちゃんの男の子は、成猫になるとおしっこのにおいが強くなりますので、その前に手術をすると飼いやすいでしょう。
避妊・去勢手術の流れ
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Step01ご予約
避妊手術・去勢手術をご希望の場合は、事前に診察にお越しいただき、手術の説明、おおむね予想される費用についてお話しさせていただきます。
その上で、術前検査の日時・実際の手術日を決めていきます。 -
Step02手術前日
手術は全身麻酔下にて行いますので、諸注意はその前の診察の時に詳しくお伝えしますが、ご心配があれば遠慮なくお問い合わせください。
夜の12時をすぎたら絶食をお願いします。お水は当日の朝7時まででしたら、与えていただいて大丈夫です。 -
Step03手術当日
当日は、朝7時に流動食(事前の診察で処方したもの)のみを与えていただいた上で、ご来院ください。
ご予約時間にいらしていただき、同意書を提出していただきます。わんちゃん、ねこちゃんをお預けいただきましたら、飼い主様は一旦ご帰宅をおねがいいたします。 -
Step04術後
わんちゃん、ねこちゃんの避妊手術・去勢手術とも、日帰りでの手術を行っております。お迎えは、夕方の5時から6時にいらしてください。
術後は、当院でご用意するエリザベスカラーをつけていただき、抜糸は1週間後となります(猫は基本的に抜糸不要です)。
その間は、お薬をしっかり飲ませていただき、傷口への汚れの付着や舐めこわしに充分ご注意ください。
ワクチン・予防
犬のワクチン

狂犬病ワクチン
狂犬病は、人獣共通感染症です。発症すればほぼ100%死に至ります。
幸い、日本国内では1957年を最後に発生は報告されていません。
しかし、対策のために狂犬病のワクチン接種は、狂犬病予防法で義務づけられております。飼い主様は、自治体への犬の登録と、毎年4~6月にワクチン接種を受けさせる義務があります。
犬の混合ワクチン
当院では、混合ワクチンは8種をご用意しています。
狂犬病と違い、日本国内で現に発生している感染症を対象としており、その中には、人獣共通感染症も含まれています。
混合ワクチンは義務ではありませんが、わんちゃんと飼い主様が一緒に末長く健康に生活できるよう、一年に一回の注射を推奨しております。
混合ワクチンを打っていないと、トリミングサービス・ペットホテル・ペットと一緒に泊まれるホテル・ドッグランなどの利用を断られるケースがあり、わんちゃんとの暮らしの中で困ることも出てきます。
医学的に感染リスクに基づいてワクチン接種の要・不要を判断するのを前提に、わんちゃんが快適に楽しくサービスを受けられるため、また、お店や他のわんちゃんに迷惑を掛けないためのマナーとして、ワクチンを打っておくことも非常に大切なことです。
ワクチンで予防できる犬の病気

- ジステンパー
- パルボウイルス感染症
- 犬伝染性肝炎
- アデノウィルス感染症2型
- パラインフルエンザ
- コロナウィルス
- レプトスピラ2種
猫のワクチン

ネコちゃんの予防接種に関しては、3種のワクチンをご用意しております。
通常3種で必要十分ですが、ねこの生活環境によっては4種や5種もご相談の上で接種することがあります。。
ワクチンで予防できる猫の病気

- ウイルス性鼻気管炎
- パルボウイルス
- カリシウイルス
- 白血病ウイルス(ご相談)
- 猫 クラミジア感染症(ご相談)
ワクチン接種は午前中に
ご来院をお願いします
ワクチン接種は、午前中にご来院をお願いします。
午後に注射をした場合、もしワクチンのアレルギー反応が病院が終わった時間に出てしまうと危険なためです。
万が一の際の救急病院のご紹介もいたしますが、リスクを減らすためにも午前中のワクチン接種をつよくお勧めいたします。
フィラリア予防

フィラリアは蚊に刺されることによって犬猫に感染する寄生虫で、犬では主に心臓疾患、猫では主に呼吸器疾患を引き起こします。犬猫ともフィラリアは命にかかわる病気であり、特に猫では発症後急速に進行し、突然死の原因ともなりますので、予防薬の投与をしっかりと行いましょう。予防期間は一般的には5月末から11月末まで、生活環境によって12月末までとなります。
ノミ・マダニ予防

ノミ・マダニの寄生による被害は、単に刺されて痒いというだけでなく、媒介するウイルスなどの病原体の感染よって犬猫ヒトの死亡例がある、たいへん危険なものです。犬猫の健康を守ることはもちろん、共に生活する飼い主さんやご家族を守るために、犬猫のノミ・マダニ予防をしっかりと行いましょう。予防期間は通年です。昔は冬の間は予防しなくても大丈夫、と言われていましたが、現在当院では真冬にマダニに寄生されて来院する子が毎年のようにいますので、通年予防が必要不可欠と考えています。
年に1度は健康診断を

実は、わんちゃん、ねこちゃんは、からだのどこかに異常があった際、飼い主様にそのことを伝えているはずです。でも、特に初期症状の場合、そのことに気が付ける事はごく稀で、多くの場合は見逃してしまいます。
症状に気づいた時は病状が進んでいるというケースもありますので、病気の早期発見のために、1歳・2歳の若い時から、年に1回の健康診断が理想的です。毎年のデータを比較することで、早期発見につながります。
シニア期を迎えたら、半年に1回程度診察を受けることを勧めいたします。